FH188_L
地盤の異常は、すでに家が建っている場合はその家屋をチェックすることで発見できる。
日頃から建てつけが悪い、壁にひびが入っている、引き戸が勝手に動く、床に多少の勾配がある(ビー玉などを転がしてみたり、水をこぼしてみるとわかる)などという場合、その建物が乗っている地盤に不均等な沈下が起きていると考えてよい。
こうした家は外部を調べてみても、やはり、モルタルの壁面にひびが入っていたり、基礎に亀裂が走っていることも少なくない。
ただし、モルタルや基礎の亀裂が、いわゆる表面”クラック”である場合もある。これは、材料の伸縮や急激な乾燥によって起きるもので、別名”ヘア・クラック”などとも呼ばれる。
「北側」と「水回り」は気を付けましょう。←参考にここのサイトからいろいろな間取りを見てみましょう。
”ヘア・クラック”であるかどうかは、クリップなどの針金をのばして、ヒビに差しこんでみて、深さをはかることで確認できる。ひびがモルタルの厚さの1,2センチ程度であって、それ以上構造に及んでいなければ、そんなに心配することはない。
しかし、クリップがするつと奥まで入るようなときは、基礎が割れていると判断しなくてはならない。地盤にもヒビがあるはずだ。
さて、かつては同一のレベルにあった敷地の地盤が、一部あるいは半分近くが沈下して、それでも建物はかろうじて水平を保っているようなケースもある。これは、建物の基礎のねばりによって家が支えられているからで、基礎についた土でわかる。このとき実際は建物の一部は、宙に浮いているわけであるからおそろしいことである。
このような場合はさらに基礎を太くしたり、その下にコンクリートを打ちこんで補強を行わなくてはならない。